2012年05月18日

5月北部WSレポート

テーマ「人にも畑にも優しい酵素」
5月度は、沖縄では著名な識名盛繁氏を講師に迎え「酵素講座」を開催した。

日頃、食の大切さを伝えるヘルスアドバイザーとして、いつも東京やあちこち動き回っていて、沖縄にいることも少なく、WSに参加する機会も少ない坂井克枝が報告いたします。以前より酵素に関心があり、今回は上手くタイミングが合ってWSに参加することが出来ました。

5月北部WSレポート


最初に渡されたレジュメに
全生物(動物・植物・微生物)ましてや人間の生老病死と存続の全般を貫き規定する酵素の作用」とあり、副題に

―・不完全燃焼死から免れるために
―・自然に生きるとは
―・他人依存症候群自立不全症からの脱却を目指して

 ~ 酵素に賭ける並々ならぬ気概を感じました。

5月北部WSレポート


というわけで、識名氏の思想を簡単に伝えるのは難しく、今回は参加してみての感想を報告としてお届けしたいと思います。

Ⅰ、人間が健康で寿命を活かしきるためにには

  ①身体にとってよい食物を食べ
  ②熱をしっかり作り(37℃前後)適度な運動をし
  ③充分な睡眠をとり
  ④ストレスを上手に解消する

誰でも知っていて、なかなか実践しにくいものである。

①季節の旬のもので、地元で採れた新鮮な物をバランスよく摂る。

②代謝をスムーズにする為に、体温を36.5°~37℃に保つ。
その為に・適度な運動をし、筋肉を落とさない
    ・冷たい物は摂らない
    ・入浴で温まる
    ・酵素を充分に働かせる

③新陳代謝をよくし、成長ホルモン、酵素を充分作り出す為にしっかり睡眠をとり、午後10時~午前2時までは眠りの中にいるように心がける。

④ストレス解消が神経の安定、血流をスムーズにし、全ての代謝がきちんと行われる。

以上の4つを指針とし

◎酵素の力を発揮させることが必須

◎体内で約3~4,000種の消化酵素、代謝酵素が常に働き、細胞の部品交換をしている。この酵素は加齢と共に再生力も下がり、低体温35℃台では働きがとても弱くなりホルモンも作りにくくなる。

◎簡単に出来る手づくり酵素を上手に利用し、体調を整えて行きたい。

◎酵素がきちんと働くには補酵素のビタミン、ミネラルは必須なので野菜、果物をきちんと摂りましょう。

5月北部WSレポート


今回は酵素づくりは時間が少なく出来ませんでしたので、又の機会としましょう。
識名さんもよく「酵素づくり」の講座を開催されていますので、そちらに参加されて見て下さい。

なお、宜保さんは、識名さんとは20年来の友達だそうで、よく酵素づくりのWSされている仲間の加代さんを紹介してくださいました。

5月北部WSレポート


付録:酵素の農業利用について

①飲み物用の手づくり酵素を300倍~3,000倍に薄めて、灌注や葉面散布する。他の農業資材と混ぜてもよい。

②手づくり酵素のカスを容器に入れ、浮かび上がらないように押えを入れ、全体に浸かる程に水を入れる。虫や雨が入らないように蓋をして2・3ヶ月放置。すっぱくなるまで浸け込んだ方が良い。酸味が出てきたら汁とカスを分離して保存する。使用法は①と同じ。

③手づくり酵素のカスを直接畑にまく。なるべく表層に撒き、敷草などをして直射日光や感想を防ぐ。

④堆肥やボカシ肥の発酵に使う。手づくり酵素のカスは地元の菌がたくさん住み着いて活性化しているので、用途に応じて拡大培養して行く。



Posted by OPeN2009 at 11:53│Comments(0)
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