2010年11月14日

10月23日 中部WS in  みるく村レポート

はじめまして 八重岳に住んでいる、小原ゆうこといいます。
いつもは八重岳で開催されいてる北部に参加しています。
沖縄に来て、まだ4カ月。いろいろな発見と驚きを毎日楽しんでいます。

遅くなりましたが、前回の中部WSのレポートです。
さてさて、当日は昨日までの雨が嘘のように、そして秋にしては暑いくらいの、
晴れ渡ったきれいな日でした。
八重岳を降りて、初の中部WS参加をさせていただきました。

今回のテーマは「栽培方法の違いによる野菜の食べ比べ、秋野菜の種を採る」
ということでしたので、食いしん坊のわたしたちは何が食べれるのか、胸をわくわく。。。


10月23日 中部WS in  みるく村レポート 

講習はまず、前回のおさらいという形で、月の満ち欠けのカレンダーを見ながら、
月のエネルギーをどう農業に生かすか、というお話をしていただきました。
そして、後半は、私たちの置かれている『農・環』の現状です。
(その内容は、前回のレポートで素晴らしくまとめられているので、
詳しくはそちらをご参照されるとよいと思います。)

玉栄さんのお話を聞いて、私たち(主人と私)は、胸がわくわくしているのを感じました。
それは、家庭菜園を始めようとしているので、今一番聞きたいことを教えていただけたこと。
それ以上に、自然の神秘、自然には必要なものがすべてそろっているのだということ。

とくに、雨さえも、単に潤いだけでなく、肥料になるような、
栄養素が含まれているなんて、知りませんでした!
そして先人は、それを学ぶでもなく、身につけており、
だからこそ、自然に感謝しながら生きていたんだな~
反面、いかに現代の社会は、効率と安さだけを求めて、
自分たちの欲のため、結局自分たちの首を絞めているという現実。
中毒性の成分の入っている農薬の話など、恐怖さえ感じました。
でもこれは、農業だけに限らず、いろんな現代の問題が、
同じつぼにはまっている気がします。
今一度自分たちの手で生み出すことの大切さ、
人と人とのつながりの大切さに気付いく必要を強く感じます。

『畑に入らせていただくとき。。。。』
玉栄さんがお話の中で言われた何気ない一言。
あ~自然の育てた恵みをいただいているという気持ちがあるからこそ、
出る言葉だな~と思いました。
人間は、自然の育んでくれたものを分けていただいているにすぎない、
そんな気持ちでいれば、きっと自然は答えてくれるのだろうな~と。

講習の後は、苗などの交換会をしました。
これからも、玉栄さんのおっしゃるように、
健康で、いい種や苗が、このパーマカルチャーを通して、
増えていって、沖縄にぐんぐん広まれば、
ほんとうに沖縄の財産になりますよね。

次の日は早速野良仕事。
ひとまず雑草を刈って、土に日光浴してもらいました。
そんな時間がどんなにパワーをいただけるか。
身近な人から伝えていきたいですね。

ますます農的暮らしが楽しみになる、私でした。
来月こそは、食べ比べかしら。。。。
なんにしても貴重な学びができること、感謝です。

小原ゆうこ







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この記事へのコメント
ゆうこさん
素晴らしいレポート有難う。

〈自分たちの欲のため、結局自分たちの首を絞めている現実・・・農業だけに限らず、いろんな現代の問題が、同じツボにはまっている気がします・・・〉

なかなか鋭い指摘ですね。農ある暮らしをし始めると、すぐこういう問題に気付いてしましますね。

いま、TPPで日本の農業を守るとか議論が盛んですが、これも自分たちの欲のため?
ゆうこさんのレポートにもあったように、自分の手て作る大切さ 《自給農》・・・に議論が向かいないのはなぜでしょう?ね
Posted by 半農半Xの仕掛け人 at 2010年11月15日 08:53
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