2010年09月11日
沖縄固定種へ!綿花栽培収穫です!

久しぶりの台風上陸でしたでしょうか、北部担当マッキーです。
住まいの宜野座村、台風が駆け抜けて行く感じが手に取るように解りました。
停電も29時間。電気の無い生活。いろいろ考えさせられました。
この停電の日はなんとwマッキー誕生日でしたw
ロウソクをいたるところに灯し、ある意味部屋中がバースデーケーキのロウソク?!な、個人的には好きなシチュエーションでしたw

この綿花達、今年の4月29日に種を撒き、110日目には実がつきました。
『ふらの会』http://www.fulanokai.ecnet.jp/ という綿花をこよなく愛する方々から種を分けて頂くことができ、マッキーは国内生産ができるように、沖縄の気候を活かし栽培したいと考えていたのでした。糸を紡ぎ布にすることは基本なのですが、使い方はいろいろです。エネルギー資源などにも再注目されている、麻と並ぶ有望株の植物です。
実がつくまでに何度も『ふらの会』代表者さんに問い合わせをしながら、経験の無いまま、畑を貸してくださったご夫婦と始めました。
沖縄県産固定種となるよう、多用途で、質が高い、
国内産オーガニックコットンを創りたい!
北部OPeNエコビレッジ計画に役立てたい!一心に☆☆☆
子供達からお年寄りまで栽培に参加できます*収穫も腰を曲げることが少なく、栽培に手があまりかからない、1年草と聞きますが4〜5年も同じ木で実を付けたという前例もあるんです、

肥料も入れていません、
お水をあげることもありませんでした、
大地と天にまかせました。
成長にあわせ苗を植え替えたり、
支えの棒をたてたり*これも農で出た廃材などを利用しました。
最大の栄養は、創る人の愛です☆☆☆
綿花の実がはじけてからが少し手がかかります。
綿花固有のアブラムシさんたちがどこからかやってきます、これらを静かに払い落とし収穫する、
実がはじけた後に雨が入ったりすると、殻の中で黴びてしまいます、
理想的には雨が降る前に収穫すること。

殻が小さい、実の小ぶりなものがアジア綿、殻が固く大きめなものが和綿です、今回エジプト綿が混在していました。ベージュ色の綿も穫れています、とても風合いがよく。絹のような手触りです。『波動が高い綿』としても定評の在る『ふらの布』の種達。沖縄固定種にするには、今回穫れた種を撒いて、できたものが沖縄固定種第一号となりますよ!
オーガニックコットンですから、肌にとてもやさしく、刺激が少ないため、一般市場でも貴重なものとなります。
沖縄の特産物としてはもとより、生活の中で根付くような収穫物として、多くの方々が愛用できる原料でありたい、
小規模でもネットワーク化することで、一つの大きな生産性を生む☆☆☆
これは、これからの新しい生活スタイル、純粋な産業の多様化なのではないでしょうか。
大きな規模でワンラインシステムでの生産だけが産業ではないと思います。
沖縄から独自の生活と生産スタイルを提案して行きたいですね!
この恵まれた風土に合う植物や海からの恵みで、ますます発展できる可能性がふんだんにある島であることを目の当たりにしています。
ワタシ達が住む環境は、
自然をお手本にし、豊かな暮らし・快適な暮らしを実社会に浸透させて行くことができる、希有な場所です。
自然の神々と生活の中で手を取り合えるすばらしい場所ですね☆☆☆
最後にw
マッキーは農で出た捨てられてしまう廃材でいろいろなものを創っています、

圏内で穫れた果樹の枝を池に浸し防腐の作用(今回はこの方法を教えてくださった方が防腐してくださったものを使用。これからはOPeNで創って行きますよ!ご伝授いただき心から感謝しています、ありがとうございます!聞くところによると、沖縄では昔から防腐作用をこの方法でしていたそうです、田んぼに木などを半年以上漬け込むなど。固さも増し強度も出て腐らない、虫もつかないのです!)と枝振りをハンガーにみたて、自然の風合いをそのままにした手作りハンガーです。鉄の部分は、これまた、農で出た錆てしまった鉄材を曲げ、飾りの部分としてビスやナットの錆びてしまったものなどをアクセサリー的にはめ込みました。伊豆味で体験染めした藍染め麻紐もアクセサリーに施しています。ご注文も承りますよ!!!
9月12日(日)北部のワークショップにて、時間がありましたら、この綿花の収穫実物とハンガーを皆さんに手に取って頂きたいと想い、持ち込みます。OPeNに興味の在る方々!是非気軽にお越し下さいね!待っています!!!
今回はWSの内容ではなくてごめんなさ〜いw OPeNのメンバーはそれぞれ独自の活動も進めています。
その集大成がいよいよ八重岳で始まろうとしています!ご支援などあわせ、よろしくお願い申し上げます!!!
Posted by OPeN2009 at 01:10
│ワークショップ・レポート